
理事長挨拶
門田理事長年頭のご挨拶
令和8年元旦
ご利用者の皆様、ご家族の皆様、新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。
旧年中は、土佐希望の家医療福祉センター、幡多希望の家医療福祉センターの運営に際しまして、温かいご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年も全国各地で地震や豪雨災害が相次ぎ、被害にあわれた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。当法人におきましても、南海トラフをはじめとする大規模災害への備えを強化するため、災害時に500人が30日間利用可能なトイレの設置や災害時利用可能な通信機器の整備、職員の安否確認・参集システムの運用など、災害対応力の充実に取り組んでまいりました。
また、利用者の皆さんの安全確保のため、土佐、幡多両施設で見守りカメラを導入し、日々の見守り体制を強化するとともに、土佐では、保護者会のご要望とご支援のもと、空気清浄機の拡充整備や大型テレビの設置など、より快適に過ごしていただける環境づくりを進めてまいりました。
幡多希望の家の移転改築については、現施設の老朽化・狭隘化・軟弱地盤の問題、そして南海トラフへの備えという観点から、早期の実現が必要です。遅れていました移転候補地の整備も進み、今年前半には土地の見通しがつく見込みです。
建築費の高騰が続いていますので、長期借地や建築規模の見直しなど、財政的に実現可能な内容を検討し、移転改築の実現ができるように取り組んでまいります。
合併後、土佐、幡多両施設の職員の給与改定を進め、職員処遇の平準化は実現しましたが、医薬品や食料品など、物価高騰は続いており、引き続き収入の確保と経費節減の両面での努力が必要と考えています。国の支援策も検討されており、効果的な支援策を期待するところです。
幡多では、従前から通所部門の赤字解消が課題であり、児童発達支援事業については、長年の赤字、著しい少子化、他事業所との役割分担などから、今年度末での閉鎖を判断いたしました。保護者の皆様からの署名やご意見を真摯に受け止め、一旦立ち止まり、人口減少地域における事業継続について、他事業所とともに、行政への支援要望を重ねてまいりましたが実現には至らず、事業継続は困難との判断に至りました。
今後は、地域の子どもたちが必要な支援を受けられるよう、行政や他事業所と連携し、できる限りの協力を続けてまいります。
昨年は、両施設でコロナ前に近い形での「希望の家祭」を開催し、ご家族やボランティアの皆様にもご参加いただき、利用者の皆様の笑顔あふれる大変意義深い機会となりました。今後は、地域の皆様にも参加いただけるコロナ前の希望の家祭へ復活させていきたいと考えております。
本年も、重症心身障害児者施設を運営する社会福祉法人としての使命を胸に、利用者の皆様とご家族に寄り添い、安心して生活いただける環境づくりに、職員一同、誠心誠意努めてまいります。
皆様にとって本年が健やかで実り多い一年となりますよう、心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。